壇蜜(33才)がCMキャラクターとしてブレークしている。セクシーなイメージから、企業からは敬遠されるのでは?と思いきや、所属事務所のホームページによれば、契約しているCMは9社に及ぶ。人気の秘密とは?
着物姿の壇蜜がのど飴を口に入れると唇がアップになり「じゅわ~っ」。森下仁丹『梅仁丹120のど飴』のCMの1シーンだ。
ほかにも、ダイハツ工業『ムーヴ』、サントリー『超ウコン』、JA全農あきた『あきたこまち』など、 大手企業からお堅いイメージのあるJA関係など、多くの企業のCMキャラクターに起用。彼女の持つセクシーなイメージを生かしたCMが多い。
壇蜜のCMが増えている理由について、コラムニストのペリー荻野さんはこう分析する。
「女性から嫌われない色気、ということが大きいでしょう。『梅仁丹120のど飴』のCMでは、“じゅわ~っ”と言うときの言い方や表情など、セクシーな雰囲気を演出するのがうまい。自ら壇蜜を演じているというか、自分をどう見せると面白いのかということをよくわかっていると思います。狙ってやる賢さがあるから、セクシーなシーンも嫌みがなくて女性の支持があるのだと思います。結果的にCMの数につながっているのではないでしょうか」
所属事務所の戦略も功を奏しているようだ。壇蜜は昨年4月、吉木りさや、杉原杏璃ら人気グラドルが所属する大手事務所へ移籍。それ以降、彼女の売り出し方が変わったと、ある広告代理店関係者は指摘する。
「移籍後は、雑誌での過激なグラビアや映画でのヌードシーンを減らしています。テレビに出演する際も、あまり露出を強調するファッションをしないようにしていますね。やはり、CM契約する企業はセクシーなイメージは許容しても、限度を超えた“エロ”は敬遠します。事務所としてはテレビ出演の数を増やすよりも、CM契約を1本取るほうが利益につながりますからね。CM起用を増やそうという狙いがあってのことでしょう」
4月放送のNHKドラマへの出演も決定。活躍の幅はますます広がっている。