ライフ

辛酸なめ子 遺伝子検査で白人の血混じってないと判明し衝撃

 254種類の病気のリスクがわかるアメリカの最先端遺伝子検査「23andMe」を受けたのは、漫画家でコラムニストの辛酸なめ子さん(39才)。

「私に白人の血が混じっていないなんて!!」

 検査結果を手にして、辛酸さんがいちばんショックを受けたのが、祖先の人種構成。辛酸さんの祖先は80.79%が日本人、祖先がいた国は日本・モンゴル・中国という結果が出た。

「自分にはフランス人の、しかも貴族の血が流れていたらいいなと思い、子供の頃からヨーロッパ貴族を題材にした漫画を描いていたんですよ。もう、そんな妄想もできないとは…」(辛酸さん、以下「」内同)

 なんとも辛酸さんらしい感想だが、少し気になる病気のリスクも発覚。

「心房細動の危険度が30.7%で、リスク平均の約2倍近い数値でした。運動はしていないし、食事はデパ地下のおにぎりです。でも、いまのところ不調は冷え症ぐらいなので、心臓なんて意外でした。ただ、この結果を知った翌日に、心なしか心臓が痛くて…(笑い)。この結果こそ、心臓に悪い気がしてきました」

 また、アルツハイマーも、平均7.1%に対して、12.5%という結果に。逆に、リスクが低かったものには、足ムズムズ症が。

「むしろ私、よく足がムズムズするんですけどね。ということは、心臓のほうもあまり気にしなくてもいいのかな」

 気を取り直したのも束の間、この2年で3回もノロ感染したという辛酸さん。やはりノロウイルス抵抗は、耐性なしという結果が出た。

「本当に苦しくて、大変なんです。弱いとは思ってたけど、やっぱり耐性がなかったんですね」

 また、筋肉パフォーマンスの“スプリンター並み”という結果に、「昔から走るのが苦手で徒競走は必ずビリ。これは間違ってますね」とスルーしたあと、ぎょっとしたように手を止めた。

「私、街中で突然走り出す癖があるんですよ。急いでいるわけでも、走りたいわけでもないのに、無意識に。我ながら奇行だと思ってたけど、まさか遺伝子の叫びだったのでは!?」

 このほか、“非言語IQ低”=空気が読めない、“汗臭さを感知できる”などの項目もあり、「結構笑えるし、細かいようで実はかなりざっくりしているのが逆にいい」と辛酸さん。

「病気って、遺伝だけじゃなくてメンタル的な要素も多いから、少し気に留めて忘れちゃうぐらいがいいのかも。次は霊感遺伝子とか、結婚相手が現れたら浮気遺伝子や金遣い遺伝子とかを調べられると面白そうですね」

※女性セブン2014年2月20日号

関連記事

トピックス

希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト