今日はバレンタインデーですね。あとは、なまはげの季節ですね。さっそくOLの皆様に、心温まるバレンタインデーの思い出話を訊いたところ、イタい失敗談がてんこ盛り……。「泣く子はいね~が~」の掛け声にこたえるのは子供たちだけじゃなさそうです。
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なこ(医療・27歳):私は去年、同じ会社の同僚に告白しようとしたけど、バレンタインデーの前夜に緊張して寝付けなくって寝坊。しかも、チョコを忘れて出社して、とうとう告白できずじまい。そしたら、その日、先輩が彼に告白して、そのまま付き合い始めてさ~。あの日、チョコを渡せてたらと思うと、無念でしょうがないよ。
りんか(金融・25歳):私は、本命と義理を渡し間違えて大失敗した過去があるの。大好きな取引先のイケメン君のために用意していたチョコを、間違えて上司に渡しちゃってさ~。中には「いつも優しくしてくれてありがとうございます。私はあなたのそんな優しさが大好きです」って書いたカードを添えてあったのに……。
ちなつ(商社・30歳):ヒョエ~ッ! 上司が勘違いしなかった?
りんか:しばらく熱視線を送ってきて、困ったよ。
ちなつ:しょっぱいな~。じゃあ、このあたりで私の甘じょっぱい話も。ま、こんな私も年の功で、人並みに昔は不倫とかしててさ。でも、彼が糖尿病で、チョコをあげられないわけよ。
りんか:かといって不倫じゃ、ネクタイとか手袋とかもあげられないしねぇ。
ちなつ:そーなの! ダイエット中だから高カロリーのものもあげられないんで、ヘルシーにみそ味のさしみこんにゃくをホテルで一緒に食べようと持参したら、「俺、血圧も高いんだ。こんな塩分の高いもん、食えるか!」って怒られちゃってさw
せいら(不動産・24歳):嫁じゃないっつーの。アンタのエピソードが最強だよ。
あり:しっかしウチらは、徹底して非モテだね。聞くところによると、モテ女はバレンタインデーはむしろ男のほうから、「ずっと、気になっていたんだ」とかいわれて、高いネックレスなんかをもらうらしいよ。
なこ:私の同僚なんてバレンタインに掛けるコストはゼロ! 電話口で男に「チュッ」ってキス音を送るだけで、ホワイトデーは「100倍返し」らしい。
ちなつ:く、悔しい~! 非モテのウチらに倍返ししてくれる男、どっかにいね~が~!
一同:いね~が~(泣)
※週刊ポスト2014年2月21日号