芸能界一の“ミスターきれい好き”といわれているのが、現在大ブレイク中の坂上忍(46才)だ。そのエピソードは枚挙に暇がない。例えば、「気がついたらクイックルワイパー、気になったらコロコロ」「休みの日はシャワー5回、洗濯機も5回稼働」「分別に厳しく、ゴミ箱が10個もある」「タオルは、顔用と全身用と使い分け。所持枚数は500枚」という具合だ。しかしこの点に関して、近所住民Aさんが首を傾げる。
「あの家の2階のベランダに洗濯物がよく干してあるんだけどね、とてもテレビでいってるような感じじゃないよ。あんなに使い方と洗い方にこだわっているというタオルだって、ベランダの手すり部分にただかけているだけ。しかも夜になっても干しっぱなしなんてこともよくある。まぁ、売れっ子だから仕事が急に延びちゃったなんてこともあるんだろうけどね…」
また坂上の行きつけのバーの常連客もこう話す。
「きれい好きなのはそうなのかもしれないけど、潔癖症は言いすぎだと思うよ。だって坂上さん、たばこを吸うんだけど、いつも灰皿の周りに吸い殻が飛び散ってるし。酒を飲んで酔っているっていうこともあると思うけど、キャラなんじゃないですか?」
これに関しては30年来の友人・野々村真(49才)からも、あるイベントの席でこう暴露されたことがあった。
「(坂上は)全然、潔癖じゃない。うちのリビングでたばこ吸って灰を落としますから」
この「本当は潔癖症ではない」疑惑について、坂上忍本人に訊いてみたところ、「ちょっと今、自分の私生活のリズムを維持するのが難しくなってるのは事実(苦笑)。それはもう自業自得なのでしょうがない」と回答。
坂上の著書『偽悪のすすめ 嫌われることが怖くなくなる生き方』には、《他人から見ると矛盾だらけでしょうが、自分のなかでは完全にバランスが取れています。けど、矛盾って悪いことではない、というのが僕の考え》との一節があるが、あまりの忙しさゆえに、バランスも崩れがちのようだ。
※女性セブン2014年2月27日号