ライフ

特産品貰えるふるさと納税は控除対象 フカヒレ、土佐和牛も

「ふるさと納税」。聞いたことはあるけれど、詳しくは知らないという人も多いだろう。納税という言葉を使っているので勘違いされやすいが、正しくは地方自治体への寄附のこと。寄附する先は、生まれ故郷でなくてもOK。応援したい自治体、観光でよく行く自治体など、好きな自治体に寄附できる。

 実は最近、ふるさと納税に注目が集まっている。その理由は、納税をすると自治体から特産品や記念品を贈られるといううれしい特典がついてくるから。

 例えば、宮城県気仙沼市では、1万円以上の納税で、ふかひれセット、さんまセットなど5000円相当の特産品がもらえ、高知県いの町では、1万円以上でキジ肉、土佐和牛、フルーツトマトなど5000円相当の特産品を選べる。

「いわば、企業の株主優待のようなもの。自治体のほうも、1万円プラン、3万円プラン、10万円プランなど、金額によってさまざまなプランを設定しています。伊勢えびやかになどの特産品が産地から直接届くわけですから、元を取って十分に余りあります」

 そう話すのは、「ふるさと納税ポータルサイト ふるさとチョイス」を運営しているトラストバンク代表の須永珠代さん。

「町に来てもらうことを目的に、地元開催のイベントの特別席や旅行券、宿泊券を特典にするなど、自治体も工夫を凝らしています。ふるさと納税をきっかけにして自治体を訪れた納税者のリピート率も高いようです」

 さらに忘れてはいけないのが、ふるさと納税も寄附金だということ。確定申告をすれば2000円を超える寄附金が控除の対象となり、所得税と住民税が軽減される。須永さんによれば、2012年には約75万人がふるさと納税を申告しているとか。

※女性セブン2014年2月27日号

関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
《病院の中をウロウロ…挙動不審》広末涼子容疑者、逮捕前に「薬コンプリート!」「あーー逃げたい」など体調不良を吐露していた苦悩…看護師の左足を蹴る
NEWSポストセブン
運転中の広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
《広末涼子の男性同乗者》事故を起こしたジープは“自称マネージャー”のクルマだった「独立直後から彼女を支える関係」
NEWSポストセブン
北極域研究船の命名・進水式に出席した愛子さま(時事通信フォト)
「本番前のリハーサルで斧を手にして“重いですね”」愛子さまご公務の入念な下準備と器用な手さばき
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(写真は2023年12月)と事故現場
《広末涼子が逮捕》「グシャグシャの黒いジープが…」トラック追突事故の目撃者が証言した「緊迫の事故現場」、事故直後の不審な動き“立ったり座ったりはみ出しそうになったり”
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
【広末涼子容疑者が追突事故】「フワーッと交差点に入る」関係者が語った“危なっかしい運転”《15年前にも「追突」の事故歴》
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
「全車線に破片が…」広末涼子逮捕の裏で起きていた新東名の異様な光景「3kmが40分の大渋滞」【パニック状態で傷害の現行犯】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン