「一つまさりの女房は金の草鞋で探しても持て」との言葉があるように、“姉さん女房”を得て、大活躍をするプロ野球選手は少なくない。代表的な例でいえば、落合博満氏や野村克也氏、現役選手ならイチローの夫人も年上だ。
もし、姉さん女房を得ることで、プロ野球選手として大成できるのならば、独身選手は是が非でも年上の女性と結婚したいと考えるだろう。その前提に立てば、今年のドラフト1位ルーキーたちは大いに期待できる。
というのも、『週刊ベースボール増刊 プロ野球全選手カラー写真名鑑』(ベースボール・マガジン社)に記載されている『好きなタイプ』欄を見ると、彼らにある共通項が判明するのだ。
【球団名・選手名/好きなタイプ】※カッコ内は、2014年末の満年齢
●パ・リーグ
楽天・松井裕樹(19)/武井咲(21)
西武・森友哉(19)/「いつも笑っている人、ゲラくらいがいい」
ロッテ・石川歩(26)/臼田あさ美(30)
ソフトバンク・加治屋蓮(23)/桐谷美玲(25)
オリックス・吉田一将(25)/香里奈(30)
日本ハム・渡邉諒(19)/「運動ができて、笑顔が素敵な人」
●セ・リーグ
巨人・小林誠司(25)/「優しい人」
阪神・岩貞祐太(23)/新垣結衣(26)
広島・大瀬良大地(23)/菅野美穂(37)
中日・鈴木翔太(19)/松嶋菜々子(41)
DeNA・柿田裕太(22)/剛力彩芽(22)
ヤクルト・杉浦稔大(22)/新垣結衣(26)
具体的な名前を挙げているすべてのルーキーが、自分より年上の女性を『好きなタイプ』として挙げているのだ。たしかに自身の年齢が若いため、必然的にそうなりがちなのはわかるが、ロッテ・石川歩は4歳上、オリックス・吉田は5歳上、広島・大瀬良は14歳年上の既婚者を堂々と記している。中日・鈴木に至っては、高卒新人ながら22歳も年上の女優の名前を挙げた。
もちろん、『好きなタイプ』が年上の女性だからといって、実際に年上の女性と血痕するわけではないだろうが、姉さん女房を得た多くの選手が大成しているなか、彼らの将来に期待せずにはいられない。