ついに31年半の歴史に幕を下ろす『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。最終回となる3月31日には、昼の通常放送を終えた後、ゴールデンタイムに『グランドフィナーレ特大号』と題した生放送特番を行なう。特番には、月曜日から金曜日までの現役レギュラー陣40人が集まり、歴代レギュラー陣も駆けつける予定だという。
過去に約290名ものレギュラーがいる。『いいとも』をキッカケに羽ばたいた芸能人も数え切れない。現段階では、当日の出演者は未定となっているが、テレビ局関係者は「ブッキングへの苦労は絶えないはず」と予測する。
「まず、裏番組に出ている出演者をどうするか。普段であれば、同時間帯に同じタレントが2つの番組に出るのはNGですが、歴史的な番組である『いいとも』のラストですから、そこは大目に見てもいいと思いますけどね。
あとは、“共演NG”の問題です。たとえば、かつてのレギュラーであるダウンタウンと現レギュラーの爆笑問題は、過去のいざこざが伝えられており、スタッフが気を遣って共演させないようにしています。爆笑問題は、ダウンタウンのそっくりさんと一緒に出るのもNGだと聞いています。
ダウンタウンが仮に出演するとしても、爆笑問題とは被らない時間帯にするしかないでしょう。ただ、楽屋でスレ違う可能性も十分にある。それすらもスタッフは警戒するから、現実的にダウンタウン出演の可能性は限りなく低くなると思います。中継での出演もあまり考えられない。
万が一、爆笑問題と同じ時間帯に共演し、絡むことになったら、テレビ界にとっては、歴史的瞬間といっても、大げさではないほどです」
いろんな意味で注目される『いいとも』最終回である。