「私は止めませんでしたよ。プロレスってのは、自分が辞めたいと思った時に辞めるもんですから」
2月13日、プロレスラーの佐々木健介(47才)の引退会見で同席した妻・北斗晶(46才)はこう語った。だが、実際には「止めなかった」どころの話ではない。この“引退”自体が、北斗の意向によるものと、まことしやかに囁かれている。
1995年、プロレスラー同士の結婚で話題を呼んだ北斗と佐々木。2002年、北斗は女子プロを引退すると、バラエティー番組へ進出。“鬼嫁”として人気を得ると、近年では夫婦セットで頻繁にテレビに出演。2012年には、2人の息子たちとともに夫婦で『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティーマラソンに挑戦するなどしている。
引退会見も、夫婦セットで登場。本来であれば引退する佐々木が主役のはずだが、終始会見をリードしていたのは北斗のほうだった。
まず前日未明にニューヨーク・ヤンキースへの入団会見を行った田中将大投手(25才)を引き合いに出し、「チャーター機に5000万円なんて、普通出さないわよねぇ~」と、ぼやいたうえで、引退後の夫婦旅行は「うちはマイル使ってビジネスクラスに乗って行くよ!」と、自虐ネタで報道陣を笑わせた。
その後は北斗のペースに。今後の仕事がはっきりしていない佐々木について、「大丈夫。私、ガッチリ持ってますから」と一家の“大黒柱”ぶりをアピールし、テレビ局がキスシーンをおねだりすると、「金取るよ!」と一喝。もちろん冗談なのだろうが、集まった報道陣は苦笑いだった。
「実は、プライベートでは佐々木さんは自分では何も決められず、常に北斗さんに従うだけの人ですからね…。今後は夫も芸能活動をメーンにさせて、“夫婦タレント”としてメディア露出を増やし、金を稼ぐつもりのようです」(テレビ局関係者)
すでに佐々木は、3月に明治座で行われる萩本欽一主演舞台への出演も決まっており、北斗は現在、夫を各方面に売りこんでいるようだ。
※女性セブン2014年3月6日号