女性らしく美しく年を重ねるのに“恋”は必要不可欠! ときめくことで、女性としての意識が上がり、女性ホルモンがUPするんです」と専門家は断言する。わざと夫を嫉妬させる38才主婦のエピソードを紹介します。
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私は中学生の頃から彼氏が途切れたことがありません。恋人がいると断っても「別れておれとつきあってほしい」、「二股でもいいから」とアプローチされることもしばしば。女性に告白されたことも何度かあります(笑い)。よく羨ましがられますが、私を取り合うためにけんかが起きたり、ストーカー被害に遭うなどのトラブルも多く、いいことばかりではありません。男性を失望させちゃいけないと、予定がない日でも朝から身だしなみを整えたりもしますしね。
そんな私も2児の母となりました。私のモテっぷりを知っている旧友に紹介すると、驚かれるほど普通の夫と結婚。数多の男性の中から、容姿も収入も飛び抜けているわけではない夫を選んだのは、いちばん熱心に口説いてくれたからです。
不器用ながら「ぼくのすべてをあなたに捧げます」なんて言われて、うれしくないはずはありません。実際、結婚して10年たつ今でも、夫はそれをちゃんと実行してくれていて、仕事も家事も頑張ってくれています。女は愛されて結婚するものだなと、つくづく実感しています。
アラフォーとなった今、さすがに20代の頃のようにはモテませんが、1人で買い物に行けばナンパされ、同窓会では「旦那と別れるのを待ってるから」なんて言われたりします。とはいえ、夫一筋なので、実際に浮気することはありません。でも最近は、ナンパされたことを、夫婦円満の“材料”に使っているんです。
というのも私、ナンパされると必ず夫に報告しているんです。すると夫は漫画のように目を血走らせて、「買い物はぼくか子供と一緒に行くように」、「もう同窓会に行かないで!」などと私に懇願。しかも夜は、温和で誠実な夫が狼に豹変。「ぼくだけのものだから」と、激しく求められます。嫉妬する夫がかわいくて、時々ナンパ話をねつ造するのは、ここだけの秘密。
※女性セブン2014年3月6日号