米英独仏の首脳が欠席する中、安倍首相は「北方領土問題」の進展を期待して、ソチ五輪の開会式に出席した。プーチン大統領との会談では、芳しい成果をあげることはできなかったが、実は開会式で意外な“収穫”を得ていた。
安倍首相と、同行した世耕弘成・官房副長官が開会式で“美女のお誘い”に成功したというのだ。
「開会式の会場で、VIP席に座る総理と世耕さんの隣に謎の金髪の美女が座ったんです」(同行筋)
VIP席の上方にある外交団の席からは、2人が美女と談笑するのを目撃されていた。
「最初は総理が女性に話しかけたが、どうも通じなかったようで、世耕さんが代わって総理を紹介したようです」(同前)
“おい、あれ誰だ? すげェ美人じゃないか”
“私にもわかりませんよ”
“ちょっと声かけてみろよ”
“エーッ、私がですか”
──というのは本誌の勝手な想像だが、世耕氏の橋渡しはどうやら実った模様。
「総理はよっぽどその女性を気に入ったのか、日本選手団入場の時以外は、美女との会話に夢中だったようです」(同前)
首相の外遊には同行することの多い昭恵夫人も、今回は日本に残っていたため、安倍首相は、“アッキーの居ぬ間”に金髪美女との囁き合いを楽しんでいたのである。
さて、この女性はいったい何者だったのか。元KGBの大統領が率いる国だけにハニートラップかと心配にもなるが、その答えは“声かけ役”の世耕氏が開会式翌日の8日、自身のフェイスブックで明かしていた。
〈私の隣(総理の反対側)はロシアのテレビ局のキャスターで「有名な安倍総理のそばに座れて嬉しい」と喜んでました。日本人としてちょっと誇らしい思いがしました〉
美女にこんなことをいわれたら、安倍首相の頬が緩むのも無理はない。
一説にはこのキャスターはプーチン大統領の“新恋人”という話も出ており、今秋、プーチン大統領が来日する際に記者団の一員として同行する可能性もある。
※週刊ポスト2014年3月7日号