病院とはいえ商売。まさかの営業方法で業績を伸ばそうとするケースもあるという。看護師のYさん(28才)が告白する。
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うちの病院には、みんなが“キャバクラ・タイム”という時間があります。退院した患者さんに電話をするノルマがあるんですよ。最近、診察にいらしてないかたに「お元気ですか?」と。
まあ、元気だから来なくて当然なんですが。でも、ひとり暮らしの高齢者は寂しい生活を送っている人も多いのでそんな営業電話でもとっても喜んでくださって。どっこも悪くないのに検診がてら病院に来てくれるんです。
それだけじゃない。心やさしい患者さんを、なんやかんやと理由をつけては入院させてしまうんです。非常勤の先生が入院させるとマージンがもらえるという話。
正直な話、患者さんに申し訳ないっていう気持ちより、「看護師も、それ欲しい」っていうのが本音。
※女性セブン2014年3月6日号