「最近ね、ヤフー検索すると『福山雅治 ゴーストライター』と出てくるんですよ。だからね、(新アルバムの)タイトルも、もう『ゴーストライター』でいいかなって…」
2月22日、『魂のラジオ』(ニッポン放送)で、自身に降りかかる“ゴースト疑惑”への複雑な心境を語った福山雅治(45才)。
「でも、やっぱりよくないよね…。たぶん、傷つくかたがいる。ぼくは誰も傷つけたくないし、誰とも争いたくない。攻撃的なことはしたくない」
そう続けた彼は、新アルバムについて、ギターも自分で演奏し、現在も細かい修正をしていることを明かし、あくまで楽曲は自分のオリジナルであることを訴えた。
福山がこんな話をしたのには、きっかけがある。2月7日、『やさしい夜遊び』(TOKYO FM)で桑田佳祐(58才)が、こうぶっちゃけたのだ。
「佐村河内という、スゴい人が現れましてねぇ(笑い)。まぁ、ゴーストライターはみんな使ってますよ。ぼくなんかも、だいぶアドバイスしてますからね(笑い)。福山が相談に来ると、『そして父さんみたいに大きな~』にしなさい、とかさ」
福山の楽曲『家族になろうよ』を桑田が作ったかのようなこの発言。もちろんこれは、桑田一流の冗談だったのだが、インターネット上では、《音楽業界は99%ゴーストなんだろ》《大河で主演しながら曲作るヒマはないわな》などの意見が飛び交った。桑田の発言について、あるレコード会社幹部はこう語る。
「以前からネット上では、桑田さんや福山さんのゴースト疑惑が囁かれていて、このことは桑田さん自身も知っていたから、それを逆手に取ってギャグにしたんでしょう。レコーディングでは、桑田さんも福山さんも、ギター片手に一生懸命、ああでもない、こうでもないって、ちゃんと自分で作ってますよ。福山さんも、あらぬゴースト疑惑に対して、ずっと反論したかったはず。結果、桑田さんの“振り”はその機会を与えることとなりました。計算があったかどうかわかりませんが、さすが桑田さんですよね」
※女性セブン2014年3月20日号