最近、新たな出会いを求める中高年が増えたが、数多くの男性から“成功報告”が届けられた「出会いの場」を伝授したい。
それは「ペットが集まる場所」である。特に犬を飼うシニア男性は、羨むばかりの出会いに恵まれている。ある66歳の無職男性は、早朝6時の公園で20歳ほど年下の熟女と知り合った。
「私が連れている犬と、彼女の犬が同じ犬種で、すぐに会話が弾みました。今では“犬たちを一緒に遊ばせたい”という名目で、彼女の旦那が仕事に行っている昼間のうちに、彼女の家に通っています。
なんだかいいムードで、そのうちそういう関係になるんじゃないかとドキドキしています。犬は、妻に告げ口しないからありがたい(笑い)」
犬を連れていると女性のガードが下がり、普段出会えないような美女と知り合いになれる。ただし、出会いは早朝に限られるため、健全なお付き合いから一線を超えるのはなかなかの努力が必要だ。
もちろん猫派だって諦めてはいけない。
「飼い猫にワクチンを打つために動物病院に行くと、待合室で隣り合ったケージを抱えた50代の女性と仲良くなった。猫の話題で盛り上がり、そのまま近くの喫茶店のテラス席へ。それ以降、愛猫の写真をメールで交換したりしている。毎日が楽しくて仕方ない」(62歳・無職)
さすがに出会いのために犬や猫を飼うのは邪(よこしま)すぎるかもしれないが、頭の隅に置いておきたい情報だ。
※週刊ポスト2014年3月14日号