春は子供の入学、進学シーズンだが、知識もなく無計画だと、子供に関する出費は予想以上に高額になってしまう。All About学費・教育費ガイドの鈴木さや子さんはこう解説する。
「子供の誕生から大学卒業までを安心してサポートしてあげるには、教育費が多くかかる時期を知っておくなど、早めに教育費用に対する知識をつけて、時間を味方につけた貯蓄をすることが大切。結婚して子供を意識し出したら、すぐ動き始めましょう!
手取り月収の10~15%程度は教育費のために貯めたいところです。目安としては、子供が中学3年生くらいまでに、200万~300万円を貯めておくと安心。この辺りから部活や塾などの習い事が活発になってきますし、出費もグッと増えるので備えが欠かせません」
鈴木さんによると、貯蓄の手段は、保険と預貯金と資産運用の合わせ技がおすすめ。奨学金や教育ローンのリサーチもしっかりしておきたい。
「また、習い事やイベントへの投資は、書き出して優先順位を整理しましょう。親としてポリシーを持ち、本当に必要なものかを検討することを習慣づけましょう。いざというときに意見の相違で子供を不安にさせないためにも、定期的に夫婦で意見共有をしておくことも、円満にサポートをするコツですね」(鈴木さん)
※女性セブン2014年3月20日号