男女の出会いの場といえば、今も昔も合コンが鉄板。かつて「王様ゲーム」が一斉を風靡したが、最近の学生の間ではどんな合コンが繰り広げられているのだろうか? フリーライターの六本木華子氏がリポートする。
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いまだノリノリのコールやゲームをする体育会系の合コンも一部には残っている。最近では「半沢直樹ゲーム」が流行っているとか。
「『半沢』と言って誰かを指して、指された人が『直樹』と別の人を指すと、その両側の人が堺雅人風に大げさに『倍返しだっ!』。その次から3倍、4倍と増やしていき、間違えた人は土下座。盛り上がります」(名門女子大のアツコさん)
ゲームのやり方も進化しており、スマホで、合コン用のアプリを使うことも多い。
「例えば、『今夜のメンバーの中に、付き合いたい人がいる』という質問を投げて、スマホを全員に回してイエスかノーかを打ちこませる。すると何人がイエスを押したかが表示される仕組みのものが人気」(同前)
「お持ち帰り」の作法も、かつてとは違うんだとか。
「昔だったら、直球で『ホテル行こう』なんでしょうけど、まずは『夜カフェ(深夜営業のカフェ)いかない?』になって、そこから『ウチにアクアリウム見においで』で、『じゃ、行こうか』って流れになります」(難関国立大のハルカさん)
※週刊ポスト2014年3月21日号