ジャニーズ、フィギュアスケート、韓流など、いろいろなものにハマる女性たちがいるが、彼女たちはどういう気持ちで「ハマっている」のだろうか? 3人の「ドハマり女性」に座談会を開いてもらった。
【座談会参加者】
ジャニ絵:48才。嵐、セクゾ、キスマイ、Jr.は網羅。ジャニヲタ(ジャニーズファン)歴15年。
スケ美:46才。フィギュアスケートの世界に魅せられ8年。海外の試合も、労を惜しまず参戦。
トン子:51才。入り口はヨン様。東方神起がデビューしてトンにドハマり。年間30公演は通い詰める。
ジャニ絵:「手に入らない相手なのにどうしてそんなに追いかけるの?」って聞かれるけど…家庭もあるし、いまさら大恋愛しようなんて無理だってわかっているからこそですね。逃避かもしれない。
そりゃあ、恋愛できる人はいいけど、リアルに恋愛するのは苦手。思うようにならなくてつらい思いもしたし。その点、アイドルは私たちを傷つけない!“私を幸せにしてよ”って誰かに依存するんだったら、アイドル(虚像)にハマるほうが健全じゃない?
スケ美:そうそう、ママ友でヲタじゃない人は、結構な割合で現実の恋愛(不倫)に走っててびっくり。
トン子:まあ健全かもしれないけど、25才も下の男の子をキャーキャー言って追っかけ回したり、白いシャツの上に東方神起の赤いTシャツを着て涙ぐんでペンラ(ペンライト)ふってるおばちゃんは、おかしいとは思う。たまに自分に“イタイかな”ってツッコミを入れてる(笑い)。
ジャニ絵:1977年、私が中学1年のときに原田真二がデビューしたんだけど、中高時代のほとんどは、彼の歌の世界のことばっかり考えて過ごしてました。35年経った今も同じことをしてるけど(笑い)。ハマり体質の人とそうでない人、人間には2種類いるみたい。
トン子:わかる~。ハマってない人との境界線ってはっきりあるわよね。ハマっている人であれば、その対象が宝塚でもバレエでもなんでも話してて「あ、そっちはそんな感じなんだ」「あーそういうのわかるわかる」って面白いもの。まあヲタ同士が集まってもそれぞれが“うちの子”の話ばっかりしてるから、かみ合ってないんだけど(笑い)。好きという気持ちでつながってるからそれでいいかって。
※女性セブン2014年4月3日号