銀盤の王子・ゆづ、演歌界の若・きよし、韓流プリンス・グンちゃん、バレエの貴公子・クマテツ――女性たちが彼らにハマる心理は何か。フィギュアスケートの羽生結弦にハマるヘア&メイクアーティストの山本浩未さんはこう語る。
「2年前、偶然、羽生結弦くんの『ロミオとジュリエット』をテレビで見たんです。すると突然バタン!って、なんでもないところで、彼が両手をついて転んじゃったんですよ。演技なの? 何が起こったの~!?って、いきなり心をつかまれちゃって」
“ゆづ”とフィギュアスケートにハマった瞬間だった。
「よろよろで、息も絶え絶えに滑ってる彼の姿は、運命に翻弄されて苦悩するロミオそのもの! 何百回もリピートしました」(山本さん・以下「 」内同)
それからは日本で開催されるフィギュア大会はすべてチェック。加えて、ライフワークの宝塚も全演目1回は見るため、月に1~2回遠征する多忙な日々だ。
実は、山本さんの“ハマり”遍歴は長い。中学生の時のコミック“ベルばら”に始まり、宝塚、韓流を経て、フィギュアへ。
「結局、私は感動が欲しいんですよね。夢の世界で感動を味わいたい。韓流はDVDだからキリがないんです。徹夜で見続けて、“韓流老け”しちゃって足を洗いました(笑い)。ハマってる相手に見合うくらい、自分もきれいでいようって思えなくちゃ。今後は、フィギュアと宝塚で生きていきます!」
※女性セブン2014年4月3日号