東日本大震災以来、情報ツールとして再認識されているラジオ。そんな注目のメディア・ラジオの昭和史に残る最大の番組であり、いまだに人気が衰えないモンスター番組『オールナイトニッポン』。
1974年8月~12月の金曜2部、1975年1~9月の水曜1部を担当したイルカ(63才)はこう振り返る。
「始めた当初は緊張しっぱなしでした。心配した両親が、リスナーのふりをしてはがきを送ってくれたんですが、若者ぶった言い回しで書いても字でバレバレ。恥ずかしかったけど、1回読みました(笑い)」
そして、懐かしそうにこう続ける。
「名物コーナー『深夜のバカヤロー』は、“頭にきたことがあって、叱ってやってください”というはがきを読んで、思わず“バカヤロー!”と叫んだことがきっかけ。加速度的にはがきが増え、歌手生命が危ないってくらい思いきり“バカヤロー”って叫んで、リスナーと一緒に楽しんでいました。おかげで、2部から1部に昇格できたんです」
※女性セブン2014年4月3日号