幸せは、待っていればやってくるものではない――。とはいっても、自分に自信がないと、積極的に行動できないもの。しかし、一つの積極的な行動が人生を変えたと44才の主婦は語ります。一体何があったのでしょうか。
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若い頃は、いつか誰かと自然に巡り合って結婚するものだと思っていたんです。でも、自分から行動を起こさないと、出会いなんてないですね。そう気づいたのが38才の時。結婚を焦るようになり、違う部署で気になった人に告白したんです。
そしたら、あえなく粉砕。しかも、その告白した男性が他の同僚に「あんなダサイ女、ありえないよな」と言っていたんです。ショックでしたが、見返してやろうという気になりました。
オシャレに無頓着だったのですが、メイクを習い、服装もファッション誌で研究。積極的に婚活イベントに参加するようになりました。そんななか、2才年下の商社マンと出会いました。海外赴任が3か月後に決まっていて、それまでにできれば結婚したいとのこと。
焦っている人と無理に結婚しては、あとが大変だろうと思い、こちらも慎重になっていたのですが、ある時、「ぼくが海外に行くと、その間にあなたは他の人と結婚しちゃうよね。それはいやだな…」としんみり言われ、意を決しました。
そして、3か月後には結婚。今では子供も2人できました。幸せは自分でつかみに行くものだと、婚活を通じて実感しました。
※女性セブン2014年4月3日号