国際情報

ロシアでの対日感情は良好 科学技術や日本文化をリスペクト

 ソチ五輪にウクライナ情勢と、にわかに注目が集まるロシアという国だが、ロシア人は日本が好きだという調査結果がある。

 外務省が発表した『ロシアにおける対日世論調査』(2010年、3600人を対象に実施)によると、「日本に非常に関心がある」「関心がある」と答えたロシア人は、計50%だった。ロシアをテーマに取材するノンフィクション作家の福田ますみさんはこう話す。

「対日感情はいいと思います。日本の文化やテクノロジーに対してのリスペクトですね。でも、私がロシアに行くというと、日本人は“なんで?”と不思議そうな顔をするから、“片想い”かも…?」

 サンクトペテルブルク出身で、3年半前から科学の勉強のために来日、現在大学受験中のヴァルコア-キタイナ・アナスタシアさん(25才)は、日本についてこんなイメージを持っていたという。

「日本人のイメージは“お金持ち”でした。日本車や電化製品は高級品だったから」

 ちなみに、日本男子については「私はシャイでクールな人が好きなので、日本人男性は好き。ロシア人男性は押しが強いから疲れちゃう。都合が悪いと誘いを断ったら、日本の男性は察して引いてくれるけど、ロシアでは“照れてるんだろ”と言って何度も電話してきたり(苦笑)」(アナスタシアさん)とのことだ。

 また、ロシアでは日本の文化も人気だという。

「アニメと、日本食はブームです。寿司バーがあちこちにありますよ。私が好きだったのはフィラデルフィアチーズを芯にごはんを巻き、周りをサーモンで巻いたフィラデルフィアロールでした」(アナスタシアさん)

 ちなみに、寿司を握っている人の多くは日本人ではなく中央アジア系の人。うどん店や回転寿司、ユニクロもある。スターバックスも進出している。車・家電は日本製が人気だが高いので、韓国製も多く流通しているそう。

 一方で「おそロシア」なんて言葉があるように、日本では怖い国だと思われがちなロシアだが、実はそうでもないようだ。

「一般のロシア人とつきあう限り、そんな怖いことはないですけど(苦笑)。でも、ロシア人は公私の二面性を使い分けると感じますね。“私”は、野放図であけっぴろげな、愛すべき人たち。自己主張が激しく、自分の思ったことは正面から言うから、しょっちゅうけんかしている。日本人は、思ったことを言わないから、マスク(仮面)してるって言うんです。でも彼らは、“公”においては非常に従順で、権力には従います。社会主義時代の名残でしょうね」(福田さん)

※女性セブン2014年4月3日号

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
19年ぶりに春のセンバツを優勝した横浜高校
【スーパー中学生たちの「スカウト合戦」最前線】今春センバツを制した横浜と出場を逃した大阪桐蔭の差はどこにあったのか
週刊ポスト
「複数の刺し傷があった」被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと、手柄さんが見つかった自宅マンション
「ダンスをやっていて活発な人気者」「男の子にも好かれていたんじゃないかな」手柄玲奈さん(15)刺殺で同級生が涙の証言【さいたま市・女子高生刺殺】
NEWSポストセブン
NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」で初の朝ドラ出演を果たしたソニン(時事通信フォト)
《朝ドラ初出演のソニン(42)》「毎日涙と鼻血が…」裸エプロンCDジャケットと陵辱される女子高生役を経て再ブレイクを果たした“並々ならぬプロ意識”と“ハチキン根性”
NEWSポストセブン
山口組も大谷のプレーに関心を寄せているようだ(司組長の写真は時事通信)
〈山口組が大谷翔平を「日本人の誇り」と称賛〉機関紙で見せた司忍組長の「銀色着物姿」 83歳のお祝いに届いた大量の胡蝶蘭
NEWSポストセブン
20年ぶりの万博で”桜”のリンクコーデを披露された天皇皇后両陛下(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA) 
皇后雅子さまが大阪・関西万博の開幕日にご登場 20年ぶりの万博で見せられた晴れやかな笑顔と”桜”のリンクコーデ
NEWSポストセブン
朝ドラ『あんぱん』に出演中の竹野内豊
【朝ドラ『あんぱん』でも好演】時代に合わせてアップデートする竹野内豊、癒しと信頼を感じさせ、好感度も信頼度もバツグン
女性セブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
《実兄が夜空の下で独白》騒動後に中居正広氏が送った“2言だけのメール文面”と、性暴力が認定された弟への“揺るぎない信頼”「趣味が合うんだよね、ヤンキーに憧れた世代だから」
NEWSポストセブン
高校時代の広末涼子。歌手デビューした年に紅白出場(1997年撮影)
《事故直前にヒロスエでーす》広末涼子さんに見られた“奇行”にフィフィが感じる「当時の“芸能界”という異常な環境」「世間から要請されたプレッシャー」
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下は秋篠宮ご夫妻とともに会場内を視察された(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA) 
《藤原紀香が出迎え》皇后雅子さま、大阪・関西万博をご視察 “アクティブ”イメージのブルーグレーのパンツススーツ姿 
NEWSポストセブン
2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン