著書に『年収150万円で僕らは自由に生きていく』(星海社新書)、『武器としての書く技術』(中経出版)などがあるプロブロガーのイケダハヤト氏が、ネット上のさまざまな出来事を解説。今回は、被災地復興に貢献するあるサービスを紹介します。
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震災から3年が経ちました。復興への関心は低下しているのか、テレビや雑誌、ネットを通して被災地の情報に触れる機会も減ってきたように思います。被災地のことは何となく気になっているけれど、具体的にどのようにして支援すればいいかわからない、というかたも多いでしょう。
そんなかたにおすすめなのが「東北食べる通信」。月額1980円で東北のこだわり食材と情報誌が自宅に届く、新感覚の定期購読誌です。
かきや短角牛、のりやかぼちゃといった東北グルメが、それらを手がけた生産者らのストーリー、レシピとセットで毎月届きます。生産者とつながるオフ会、ネットコミュニティーも運営しており、すでに1000人以上の購読者を獲得しています。
ネット上では「注文したかきが届きました!! 1980円とは思えない量とおいしさです。また冊子が素晴らしく読みごたえがあります」「東北食べる通信で届いた玄米をちびちび大切に食べているのだけど、香ばしくおいしいうえ翌朝のお通じが半端ない」なんて声が上がっています。
日常的に寄付やボランティアをすることは難しいですが、「東北食べる通信」なら、東北グルメを楽しみながら復興支援を継続することができます。生産者の声が丁寧に伝えられているため、お子さんの「食育」にも効果があると思います。
ちなみに5月には「四国食べる通信」も立ち上がる予定とのこと。四国にゆかりがあるかたはこちらもぜひチェックしてみてください。
※女性セブン2014年4月10日号