【書籍紹介】『母たちのプロ野球』前田恵/中央公論新社/1400円+税
現在西武ライオンズで活躍する浅村栄斗は、8歳と7歳年上の兄を持つ末っ子として生まれたため、どうしても母親に甘えながら育った。でも今では母の〈明美さんは思う。あの子が私に甘えていただけじゃない、私もあの子に支えられてここまで来たのだ、と〉。
ほか、中日・大島、ロッテ・益田、ソフトバンク・松田、広島・松山、巨人・村田ら6選手の少年時代からプロとなるまでのエピソードを、それぞれの母に聞いた母親たちの子育て物語。
※週刊ポスト2014年4月4・11日号