消費増税で家計も厳しくなることが予想されるが、主婦は資格を取って働くのもひとつの手だ。実際、資格取得して働いている先人たちはどのように資格を取り、収入アップにつなげているのだろうか。
幼いころから動物好きだった山下理恵子さん(49才)は、10年ほど前、キャットシッターの友人に頼まれ、お手伝いという形で仕事を始めた。
「うちにも猫がいましたから、楽しくお手伝いしていました。でも仕事となると、健康状態のチェックや急変対応もしなくてはいけないので、専門的な知識と経験を得ようと、ペットシッターの資格のひとつ、愛玩動物飼養管理士の資格を目指しました」(山下さん、以下「」内同)
講座は、8か月の通信教育で、3万円ほど。今では、平均1日1件(2500円~)の世話を行い、月5万~6万円稼いでいるという。飼い主が出かけるGW~9月にかけての行楽シーズンは、常連のお客さんたちから1 日に10 件以上の依頼があることも。
「ペットを家族同様にかわいがるかたも多く、この仕事のニーズを実感しています。私は主婦業を優先したいので多くの依頼は受けないようにしていますが、HPを作ればこの仕事で充分に食べていけると思います」
現在はキャットシッター、ペットシッターとして子猫や傷ついた野良猫などを保護して里親を探す「ねこのようちえん」を運営している。
※女性セブン2014年4月10日号