3月31日、ついに最終回を迎えた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。当日はいつものお昼に加え、夜には3時間にも及ぶ『グランドフィナーレ』が放送された。
番組終了後は、近くのホテルの宴会場に場所を移し、総勢600名による大打ち上げパーティーが始まった。
「タモリさんが会場に姿を見せると出席者全員のタモリコールで迎えました。そして“また機会があったら、協力してください。手を貸してください”と挨拶された後に“日本のバラエティーに乾杯”という発声で乾杯しました。タモリさんに一言、挨拶しようとする歴代レギュラーや番組関係者で大行列ができていました(笑い)。本当はタモリさんも動き回りたかったみたいなんですけど、身動きとれなかったみたいですよ」(フジテレビ関係者)
1998年から約3年間、曜日レギュラーを務め、この打ち上げに参加した脚本家の橋田壽賀子さん(88才)もこう言って笑顔を見せた。
「みなさん、本当に久しぶりで同窓会みたいな気持ちになれましたね。タモリさんの人望や人徳が伝わってくる温かい会でしたよ。私は少し疲れていたので、最初は出席する気はなかったんですけど、行ってよかったですね」
結局、別れを惜しむレギュラー陣は早朝5時までタモリを囲んだ。もうそこには涙はなく、いつも通りの笑顔が溢れたという。
長かった一日を終えたタモリ。ホテル内で一息ついた後の午前7時過ぎ、家路へついた。
※女性セブン2014年4月17日号