34才のスーパー勤務の女性がドン小西似の医師にファッションチェックをされてドン引き。一体どんな内容かというと…。その女性が告白する。
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引っ越したばかりで、右も左もわからないまま、看板を頼りにかかった、ご近所の内科医。どっしりとした体形に、ロン毛の髪を後ろでキュッと結び、極めつきは会うたびに変わる風変わりなメガネ。一応、白衣は着ているものの、その風貌は、ドン小西そっくりなの。本人も意識しているみたいで、診察室に入るやいなや、
「あー、そのインナーに、そのアウター合わせちゃったか~。残念だなあ~。思い切って、赤とか入れてあげると元気な感じでいいけどね~」。
病状を聞くよりも先に、ファッションチェックするの。最初、何言われているかわからなかったわよ。
先日も、咳と熱でひどい状態だったけど、先生に洋服のダメ出しされるのがイヤだから、自分なりの勝負服でキメて行ったらさ。
私を見るなり「あんたさ。まずはダイエットから始めようよ。その体形じゃ、どの洋服も泣いてるよ」だって。
診察前のきつーいひと言に、本気で泣いてやろうかと思ったわ。
※女性セブン2014年4月17日号