STAP細胞の論文問題で、「ねつ造」「改ざん」と判断した理研に対し、不服申立てを行った小保方晴子氏(30才)。9日には記者会見を開き、久々に公の場に出たが、この半月以上、満足に外出もできず、入院するほど憔悴の日々を送ってきたという。
「最近は母親がマンションに来て、付きっきりで面倒を見ているようでした。小保方さんひとりでは、生活も立ち行かなかったんでしょうね」(同じマンション住人)
小保方さんの代理人を務める三木秀夫弁護士(58才)も「彼女の精神状態がよくない」「入院させてほしいというメールが来た」などと明かしていたが、7日に理研へ出向いた小保方さんは、ガーリーな服装に、ブランドバッグ、そして10cmのヒール靴と、身だしなみはバッチリだった。
心身ともに疲弊しながらも、ひとり闘う小保方氏を、STAP細胞論文の共著者たちは、どのような思いで見つめているのだろうか。
理研のプロジェクトリーダー・丹羽仁史氏(49才)は、会見で「共著者のひとりとして心よりお詫び申し上げます」と語り、論文の撤回を求めた。また、小保方氏の記述部分については淡々とした表情で「気がついていたら直していたと思います」と話した。
山梨大学教授の若山昭彦氏(47才)を直撃すると、「申し訳ないのですが、いまは立場上、何もお話しすることができないんです…」と苦しい表情を浮かべるばかり。
もうひとりの共著者で、小保方氏を誰よりも寵愛していたといわれる理研副センター長の笹井芳樹氏(52才)に至っては、騒動以降、姿を現さぬまま。
「この半月ほど、理研の中でもまったく彼を見かけないんです。小保方さんでさえ、3月中旬には2~3回見かけたのに…。そもそも論文の理論構築をしたのは彼なのに、責任を全て小保方さんに押しつけて雲隠れするってのは、どうなんでしょうね」(理研関係者)
※女性セブン2014年4月24日号