4月23日で29歳を迎えるフジテレビのカトパンこと加藤綾子アナウンサー。女子アナには、「30歳定年説」という言葉もあるが、カトパンもその年齢に近づいてきた。先日、日本テレビの馬場典子アナが同局を退社することを発表したが、女子アナ界随一の人気を誇るカトパンにも、以前から独立の話がついて回っている。フジテレビ関係者が語る。
「加藤アナは『めざましテレビ』をこなした上に、『笑っていいとも!』の後番組である『バイキング』の火曜、木曜レギュラーに指名された。また、やらせ問題で終了に追い込まれた『ほこ×たて』の後番組である『クイズ!それマジ!?ニッポン』の進行役にもなった。
完全に“困ったときのカトパン頼み”が顕著になっています。昔からフジは女子アナの売り出し方が上手かったですが、以前は番組コンテンツ自体に力があった。それが、いまやカトパンの人気にすがろうとしている。これでは、本人もかわいそうですし、『フリーになりたい』と言い出しても不思議ではないですよ」
とはいえ最近では、フリーになって勝負しようとする女子アナが減っているのだという。芸能関係者はこう話す。
「最近は、中野美奈子、平井理央、本田朋子、青木裕子、西尾由佳理などがフリーに転向しましたが、いずれも結婚してから。“フリーで稼ぐ!”という色気のある飛び出し方ではない。
近年、局アナからフリーへの転身で勝負に出たのは、小林麻耶くらいですね。小林は30歳を目前にTBSを退社し、『総力報道!THE NEWS』(TBS系)のキャスターを務めましたが、勉強不足を露呈してしまい、以降オファーが激減してしまった。
テレビ局でも経費削減が叫ばれる時代ですから、よほどの計算が立たないとフリーになろうとはしないでしょう」
そんな時代でも、カトパンならオファーが殺到するはずだという。
「正直、今がいちばんの売り時だと思いますよ。カトパンの今の勢いなら、十分にやっていけます。ただ、フジは生野陽子アナも5月で30歳を迎える。山崎夕貴アナや三田友梨佳アナは力をつけていますが、カトパンほどのスター性や実力はない。フジは今、カトパンに辞められると本当に困る状況です」(前出・フジテレビ関係者)