生き馬の目を抜く女子アナ界で人気アナの座を射止めるには、生殺与奪の権を握るオヤジたちの心を掴むことが不可欠。当然ながら“エース級”とされる女子アナたちは日々腐心している。
夜の席で“女性”をアピールする女子アナが多いなか、男女を問わず大絶賛されているのが、フリーになった高島彩アナからフジの女王の座を受け継いだ加藤綾子アナ(28)の振る舞いである。
「一緒に飲む男性が必ず、『ついつい酔っ払わされちゃうんです』と認めるほどカトパンは飲ませ方が上手い。特に日本酒の勧め方が絶妙で、上司の三宅正治アナはいつも上機嫌でベロベロになっています。
高級割烹での個室デートが報じられた大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手も“そうとう飲まされたんじゃないか”と社内の人間は笑っています」(フジ社員)
カトパンは酌上手という「攻撃力」だけでなく、『ホンマでっか!? TV』で明石家さんまに鍛えられているだけあって、どんな話題やギャグもすべて拾い切る「鉄壁の守備力」を誇る。局内では、「銀座のホステスでもナンバーワンになれる」と太鼓判を押す声がもっぱらだ。
「あるお偉いさんが寒いダジャレを飛ばしたところ、ひとりだけケタケタ笑うカトパンの声がその場に響き渡りました。周りがヒヤッとするオヤジギャグもすべて拾って転がせるのが彼女のスゴさ。“あざといヤツだ”と思われそうですが、“天然だから純粋に笑ってるんだろう”という同僚も多い。仮に計算だったとしても、それが計算じゃないように見えるところがカトパンのスゴさ。他の女子アナと数段レベルが違うことは間違いありません」(同前)
※週刊ポスト2014年4月25日号