4月10日に結婚55年目を迎えた天皇皇后両陛下。結婚55年目は“エメラルド婚”と呼ばれているが、この4月10日、両陛下は夕刻に赤坂御用地内にある東宮御所を訪ねられた。
「両陛下の結婚記念日を祝う夕食会が東宮御所で行われました。皇太子ご一家、秋篠宮ご一家、そして黒田清子さん夫妻とご家族に囲まれた両陛下は楽しい時間を過ごされたようです。
この記念の夕食会を心に残るものにしようと、プロデュースされたのは雅子さまです。お食事は両陛下が希望なさった和食を準備され、プレゼントに絵画を贈られたそうです」(宮内庁関係者)
皇太子さまのお祝いの言葉で始まった宴。
「ご一家は両陛下のご成婚から、これまでのアルバムを広げられて、おふたりのこれまでを振り返りながら談笑されたそうです。また、眞子さまの大学ご卒業や愛子さまの中学ご入学の話題になると、両陛下は目を細められていたみたいですよ」(前出・宮内庁関係者)
雅子さまが尽力されたのは、もちろん両陛下に喜んでいただきたいという思いからだが、もうひとつ理由があった。
一部で報じられたように、両陛下が伊勢神宮参拝中に、私的なスキー旅行に出かけられた皇太子ご一家。また愛子さまの春休み中にも、ご一家は私的な外出が目立ったため、非難の声があがっていた。
「美智子さまの耳にも、そういった声が届いており、“ご体調がまた逆戻りしてしまったのではないでしょうか”と危惧されていたのです。雅子さまは心配されている美智子さまに“大丈夫ですよ”という思いを伝えたかったのでしょう。先頭に立たれてお祝いの食事会を盛り上げられたようです」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2014年5月1日号