女の魅力は30才過ぎてからだと語るのは、俳優・歌手の梅沢富美男さん(63才)。
「『三十させごろ、四十し盛り』っていうんですよ。昔から花柳界やぼくら芝居の世界では。女っていうのは30才くらいにならないと熟さない。20才代は胸もケツも持ち上がってパーンとした若さが魅力だけど、年を重ねて背中にちょっとお肉がつくくらいじゃないと、うなじの色気が出ないんです。崩れるっていうより、自然の法則で少しずつ下がってくることによって、女の色気っていうのは出るんだね」(梅沢さん・以下同)
梅沢さんはファンだった7才年下の明子さんと結婚して22年経つ。
「女房はフィトセラピストというハーブとアロマを使いこなす植物療法士。体の中から免疫を作って活性化していきましょうってことをやっている。部分的に胸だのケツだのって話になれば、その年代に相応の状況になってるとは思いますよ。
それでもぼくに敬語を使い、ぼくの前で絶対着替えないし、化粧してるところも見せない。年齢を重ねるなかで自分を磨いてもいるようです。
私自身も、昔は女形として50才くらいまでしかやれないで終わるなと思ってましたが、この年でまだ“イケる”と言ってもらえている。ひとつには、健康にしろ、日焼けにしろ、女房に言われたことをちょっと注意してるからかもしれないですね」
※女性セブン2014年5月1日号