3月31日にスタートした新番組『なないろ日和!』(テレビ東京)は、薬丸裕英(48才)がメーン司会を務めている。
「約1時間半の番組なのに、最初と最後の30分ずつ、テレビショッピングが入っていて、実際の放送時間は40分足らず。
視聴率も初日から0.9%とさんざんで、2週目以降もずっと0%台…。テレ東ですから簡単には打ち切らないとは思いますが、他のキー局ならワンクールで打ち切られる数字です」(テレビ局関係者)
この超低視聴率には薬丸も頭を抱えているというが、悩みの種はこれだけではない。スタッフとの関係も、彼を苛立たせているというのだ。
例えば4月9日の放送では、人気お弁当箱グッズに関するVTRが流れた後、「さぁ、ここで“やっクイズ”です!」と、野沢春日アナ(24才)がいきなり薬丸の名を冠した“新コーナー”を始め、薬丸の目が点になる一幕があった。
「あのさ、この番組って、なんの相談もなしに、こういうことやるよね…」
生放送で、こう不満をもらした薬丸だが、不穏な空気は、その前日にも流れている。
『やくえすちょん』という立て札を番組側が用意し、薬丸が何か質問する時はこの札を上げてから…というルールがあるのだが、
「こういうのさ、本当に必要なの? 視聴者に聞いてみたいよ…」
と、呆れたご様子。
「要するに、薬丸さんが司会とあって、スタッフはみんな彼頼りで、企画も全部“やっくん”にかこつけようとするんです。しかも、それが本人への打ち合わせもなく進んでしまって…。
こういう仕事ぶりに慣れてないこともあり、彼は相当戸惑っているようなんです。
彼は『はなまる』時代から、スタッフや共演者と入念に打ち合わせするタイプで、“みんなでいい番組を作ろう”という姿勢です。『なないろ』のスタッフに対しても“もっとみんな、コミュニケーション取ろうよ…”って、悩んでいます」(前出・テレビ局関係者)
※女性セブン2014年5月1日号