春はキャスター、アナウンサーにとっても出会いと別れの季節。テレビ東京で長年『ワールドビジネスサテライト』を担当した「大御所」小谷真生子キャスター(49)は、4月から同番組を大江麻理子アナ(35)に譲り渡した。
フジテレビにも「大御所」がいる。『スーパーニュース』の安藤優子キャスター(55)である。夕方の情報番組戦争で日テレ『every.』とテレ朝『スーパーJチャンネル』の後塵を拝すフジでは、かねてから安藤キャスターの降板が囁かれていた。
しかし、彼女の場合は一転、続投が決定したという。
「これまで安藤さんは1年単位の契約だったのが、今年からクールごとの契約に変わったんです。これは、機を見て彼女を切ろうという局側の狙いと思われていたんですが、『笑っていいとも!』の後番組『バイキング』の予想以上の不振で状況が変わった。
視聴率2%の超低空飛行から抜け出せないとなると、半年で打ち切りもありうる。昼番組の立て直しが急務のところに、夕方までガラリと変えるのは無理。おかげで“とりあえず1年は延命だろう”というのが大方の見方です」(フジテレビ関係者)
※週刊ポスト2014年5月2日号