女性セブンでは、20代から80代の女性500人を対象に、有名人の中での「好きな男」について調査を実施。以下のような結果となった。
第1位:福山雅治、高倉健
第3位:木村拓哉、タモリ
第5位:竹野内豊
第6位:ビートたけし
第7位:羽生結弦、稲葉浩志
第9位:中居正広、沢田研二
最も人気が高かったのは、福山雅治(45才)と高倉健(83才)。
昨年、高倉は文化勲章を受章し、福山は自身の主演映画がカンヌ映画祭審査員賞に輝いた。整った容姿のみならず、そんな優れた才能が世に認められている彼らだが、人間味あふれる魅力もなくしていないところが人気のようだ。
「かっこいいが気取っていなくて面白いところもある」(46才・主婦)
「イケメンなのに下ネタが大好きだったり、私服のセンスがイマイチでそのギャップがいい」(45才・専門職)
一見、マイナスのようなイメージも逆に好感度を上げる要因になっているのはさすが福山。一方、高倉には、
「寡黙な中に、秘めたやさしさを感じる」(57才・自営業)
「いるだけで包みこまれるような魅力がある」(65才・無職)
などのコメントが多かった。
続く3位は木村拓哉(41才)とタモリ(68才)。木村は、「オーラがある」(41才・主婦)など、スターらしい容姿を絶賛する人が圧倒的。
一方、タモリ(68才)は3月末で32年の幕を閉じた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の影響で票を伸ばしたと思われる。
「独自のスタイルを貫いたことがスゴイ!」(52才・主婦)
「感謝を忘れず、自分をひけらかさない」(56才・自営業)
と、キャリアを積んでもえらぶらないタモリの姿勢に評価が集まった。
5位の竹野内豊(43才)では、
「少し強面だけど、はにかんだ笑顔とのギャップが素敵」(26才・自営業)や、声に癒されるという意見も多数。注目すべきは、「3枚目を演じても、元のイメージを損なわない稀有さ」(59才・パート)など、1990年代半ばに同じく人気を博した俳優たちと一線を画す存在感にあるようだ。
6位のビートたけし(67才)は、「過激な発言も一本筋が通り、昔から憧れています」(31才・派遣)など、映画で見せる才能とともに、毒舌ぶりも人気だ。
7位はソチ五輪で金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦選手(19才)と、日本の音楽シーンを牽引し続けるB’zの稲葉浩志(49才)。
羽生選手は、甘いマスクと確かな演技の他にこんな意見も寄せられた。
「自分の考えを伝えられる頭のよさに感激」(59才・主婦)
「悲観されがちなゆとり世代の希望です」(40才・主婦)
など未来に期待する声が多く、ベテラン稲葉については、
「ストイックな生き方を続け、実績もある」(51才・主婦)
「容姿、才能、歌唱力、作詞、すべて恐ろしく良い」(37才・会社員)
など、アラフィフらしからぬ容姿と独自の世界観に高い支持が集まった。
続く9位は中居正広(41才)と沢田研二(65才)。男性アイドル史で外せないふたりだが、仕事の仕方は対照的。中居の、
「人を育て、立てることを知っている人」(54才・主婦)
というリーダー気質に対し、
「超美形のトップスター時代から、自分の立場を冷静に判断。昨年の『ザ・タイガース』再結成はほぼひとりで奔走したのに、そんなそぶりを見せぬ謙虚な人」(58才・パート)
など、沢田は人柄が評価されているようだ。
※女性セブン2014年5月8・15日号