「私が好きになるのは、かっこよかったり、美しかったり、いわゆる美形の男性が、意外なことをした時」
近著に『文化系女子という生き方 ポスト恋愛時代宣言』(大和書房)がある、著述家の湯山玲子さんは、自身を分析する。
「例えば要潤さん(33才)は、俳優として充分なキャリアがあるのに、なぜ、うどん県副知事? ホクトのCMの囁く菌活男? 芸能界はつくろったりする人が多い中で、無防備な感じが大好きです。あれだけ変なことをやってもかっこいいのは、『オレってステキ』というナルシシズムがない人なんだろうと思います」
湯山さんが、「好きな男」として、次に挙げたのは、最近世を騒がせたあの人。
「佐藤健くん(25才)は、雑誌のスクープを読んで、感動しました。“広末涼子(33才)との密会!”。なんと広末は、ピンヒールで網タイツをはいていた! これは、女優は外見だけの美男に飽き飽きしているはずなのに、広末にこんな努力をさせるほど、健くんは中身も面白いんだろうと。以前、彼は酔った前田敦子さん(22才)をお姫様抱っこしている姿もスクープされてて、その時は、彼の筋力に驚きました。スキャンダルにも、いい男らしさはにじみ出ますよね」
そんな独自のいい男感を持つ湯山さんが今、いちばん夢中なのが、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(33才)だ。
「彼は『THE MANZAI2013』で優勝するくらい実力もあるけど発言がとにかく毒舌。“女性ファンを食ってる”と公言したり、ツイッターを何度も炎上させ、“村本、クズ”でネット検索すればひどいエピソードがいくつも出てくる。
毒舌といえば有吉弘行さん(39才)は、苦労人だからと許されているところがあると思うんです。でも、村本にはなんにもない。顔立ちはいいし、頭も切れるのに、なぜ、ヒールなのか。10年に1度のセクシーなヒール系いい男なので、これからが楽しみで目が離せないんです」
※女性セブン2014年5月8・15日号