几帳面なことは素晴らしいが、度が過ぎると迷惑なことも。茨城県に住むパート女性・Tさん(35才)の夫(35才、地方公務員)は、異常なまでにお金に対してキッチリしているという。Tさんが、不満をぶちまける。
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ひとつ屋根の下に住んではいるものの、財布は完全に別。家賃から何から、すべて折半の私たち。外食したときも、当たり前のようにレジで割り勘にします。
まだ子供がいないし、私も働いているからしょうがないのかなと思うこともありますが、外食のレジ前では考えちゃいます。1円単位まできっちり計算して、割り切れないときは「じゃんけん!」って言いだすんですから。
「そこまでしなくていいわよ。だったら私が払うから」って言うと「おう、ラッキー」って。1円単位のお金で喜ばれると、何この人?って。
コンビニに行ってアイスクリームを買ってきても、自分の分だけ。残すとビニール袋に名前を書いて冷凍庫へ入れて「オレの」を主張。
この前はこんな生活が空しくなって「私、子供つくってしばらく仕事を辞めたいんだけど」って提案したら…。
「ちょ、ちょっと待て。子供が大学まで卒業するのに最低でも2000万円。もし、遠くの大学に行って仕送りをした場合はもっとかかるぞ。まさか、その子供、幼稚園から私立に行きたいなんて言いださないよな」と、なんども電卓を叩きながら「う~ん」としばらく唸ってるの。
そして「ダメだ。オレひとりじゃ絶対にムリ! 子供産んでも、今まで通り割り勘するなら産んでもいいよ」って言うのよ。なんで私、この人と結婚しちゃったんだろうって眠れなかったわ。
※女性セブン2014年5月8・15日号