日本テレビのエース格だった馬場典子アナ(39)が6月末で退社することを発表した。馬場アナと縁の深いこの人にも転機が迫っているようだ。TBS『NEWS23』の膳場貴子キャスター(39)である。馬場アナとは、女子学院高校時代の同級生だった。
「筑紫哲也さんの時代に比べると、『NEWS23』の視聴率は大幅に落ちている。局内では“もうブランド力はない。早々に改革すべきだ”との意見が多く、夏にも大きなテコ入れがあると噂されている。特に高額ギャラの膳場さんには風当たりが強い。局アナで報道に強い岡村仁美アナ(31)を後釜に据えるのでは、という具体的な話も出てきている」(TBS社員)
この話が現実味を帯びているのは、他局でベテランキャスターへの「引退勧告」が行なわれたことも無縁ではないだろう。
テレビ東京で長年『ワールドビジネスサテライト』を担当した小谷真生子キャスター(49)は、4月から同番組を大江麻理子アナ(35)に譲り渡した。4月から小谷キャスターは、同局系列BSジャパンの『日経プラス10』へと移った。
「今回の人事は、人気の大江アナ起用による話題作りもさることながら、人件費圧縮の意味合いが大きい。小谷さんのギャラは大幅に下がったようですが、なんせ“元祖ジジ殺し”といわれるだけに、政財界の長老たちからの覚えがめでたいですからね……。講演などのお声もかかっているようですし、これからもキッチリ稼ぐんでしょうけど」(テレ東関係者)
※週刊ポスト2014年5月2日号