美にまつわるエッセイの書き手として多くの女性から支持を得ている美容ジャーナリストの齋藤薫さん。
「嫌いなのは、視野が狭く自己中心的。自分のことしか考えない。親の七光で表舞台に出てきた人や次々と恋愛対象を変えていく。別れ方が下手な人」という齋藤さんが挙げる嫌いな男とは…。
「嫌いな男としては、日本では政治家の顔しか浮かびません。私どうも、小沢一郎さん(71才)と麻生太郎さんがだめで…。小泉純一郎元首相(72才)以降の10年、日本の政治は停滞状態で、次々と首相が代わったり、落ち着きがなかったですよね。このイヤな時期を作った政治家の象徴がこの人たちだと私は思っています。
政治家なのに、何だか視野が狭そうで、やっぱり自らを優先するタイプに見えます。例えば、麻生さんがマフィアのような帽子とマフラーで国際会議へ行ったのを見たとき、あ~あと。着てみたかったにせよ、少なくとも日本のためにはならないと思うんです。
小沢さんも、改革、改革といっても、自分がやっぱりトップになりたかったという感じになってしまいましたね。小泉進次郎さん(33才)みたいな青すぎない正義感を見せられれば期待して当然ですよね」(齋藤さん・以下「」内同)
海外では、思わぬ好感度俳優の名前を挙げた齋藤さん。
「大好きだったのに大嫌いになったのが、ジョニー・デップ(50才)。彼は、婚約と婚約解消を繰り返していますよね。それで、ウィノナ・ライダー、ケイト・モスなど、彼と婚約して破局した女性は精神的にかなりひどい状態になっているんですよ、それが許せない。
彼は美意識が高くて、つきあう女性たちにもそれを求めるんでしょうね。つきあう女性のタイプは、大人の女性なのに妖精のような雰囲気がある人。新しい妖精が現れると、そちらにすっかり夢中になる…。愛情深い人だけに相手の心が壊れてしまうのです。明らかにトップモデルあらしをしているディカプリオのほうが罪は軽い気がするほど…」
※女性セブン2014年5月8・15日号