芸能

レイザーラモンRG 先に売れた相方に「知名度上げてくれ感謝」

HGへの感謝の気持ちを語ったレイザーラモンRG

“あるあるネタ”でブレークし、今年2月にはピン芸人のNo.1を決める『R-1ぐらんぷり』で準優勝。今、ノリにのっているレイザーラモンRG(39才)だが、かつてはどん底に陥り、苦労の連続だった。好評シリーズ『転機』第4回では、相方、レイザーラモンHGが売れた時の心境、そしてピン芸人としてだけでなく、お笑いコンビ・レイザーラモンとしての今後についてRGに迫った。

――なかなか言わない“あるあるネタ”でずいぶん、テレビでも活躍するようになりましたが、生活も一変したんじゃないですか?

RG:家族で回らないお寿司に行けるようになったぐらいですよ。ただ、収入がまったくないどん底人生も知っているので、贅沢はできないです。子供もいますから、余計なお金は使わないようにしています。でも、家を買うってことが現実的になりましたね。

――2005年に相方のHGさんがブレークした時はどうだったんですか?

RG:あの時はHGのおかげで仕事が増えたんですよ。東京のテレビ局に出入りすることもありましたし、あいつがぼくのことをどう思っているかは知りませんが、全国的に認知度を上げてくれたことには感謝しています。だから今は、ふたりで漫才のほうにも力を入れています。あの時、HGが細木数子さんに番組で怒られたこととか、HGが“レイザーラモンにはRGというのがいる”と東京の番組でぼくのことを売り込んで知名度をあげてくれたこととか、ふたりの関係を落とし込んだ漫才ネタを作っています。

――HGさんといえば歌人の俵万智さんからも「言葉選びのうまい人」として桑田佳祐さんや中島みゆきさんよりも上として絶賛されていましたが。

RG:そうなんです! 俵万智さんとは『共感百景』(テレビ東京系)という番組で一度ご一緒しただけなんですが、ぼくがツイッターでやる“あるあるネタ“でつける“~しがち”というフレーズを“ロケットの発射台のようだから、『がち』に合わせていろいろとネタをやったほうがいい。RGさんがツイッターでやっているあるあるネタは道端の石ころにひとつひとつ名前をつけているようなものだ”とお褒めの言葉をいただいて。歌人の俵さんから絶賛されたということで、ぼくもツイッターでの肩書は『歌人』になっています。

――これからトライしたい“あるある”はありますか?

RG:旬で話題になっている人の“あるある”です。STAP細胞で渦中の小保方晴子さんのネタは先日、“小保方ある子”としてファンとのバスツアーでやらせていただきました。ゴーストライター問題の佐村河内守さんは自分のライブの時にやったんですが、ほぼ同時期にマキタスポーツさんも自分のライブで取り上げていたみたいで。こういう旬の人のネタは誰よりも最速でやりたいっていう気持ちは強いですね。

【レイザーラモンRG】1974年6月8日熊本県生まれ。学生時代にプロレス同好会でHGこと住谷正樹と知り合い、お笑いコンビ『レイザーラモン』を結成。コンビとしての活動のほか、ピン芸人として歌に合わせ「〇〇あるある早く言いたい~」を歌い続ける、あるあるネタでブレーク。ツイッターのアカウントは@rgizubuchi



関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者(44)が現行犯逮捕された
「『キャー!!』って尋常じゃない声が断続的に続いて…」事故直前、サービスエリアに響いた謎の奇声 “不思議な行動”が次々と発覚、薬物検査も実施へ 【広末涼子逮捕】
NEWSポストセブン
再再婚が噂される鳥羽氏(右)
《芸能活動自粛の広末涼子》鳥羽周作シェフが水面下で進めていた「新たな生活」 1月に運営会社の代表取締役に復帰も…事故に無言つらぬく現在
NEWSポストセブン
「居酒屋で女将をしている。来てください」と明かした尾野真千子
居酒屋勤務を告白の尾野真千子、「女優」と「女将」の“二足のわらじ” 実際に店を訪れた人が語る“働きぶり”、常連客とお酒を飲むことも
週刊ポスト
運転中の広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
《広末涼子の男性同乗者》事故を起こしたジープは“自称マネージャー”のクルマだった「独立直後から彼女を支える関係」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
《病院の中をウロウロ…挙動不審》広末涼子容疑者、逮捕前に「薬コンプリート!」「あーー逃げたい」など体調不良を吐露していた苦悩…看護師の左足を蹴る
NEWSポストセブン
北極域研究船の命名・進水式に出席した愛子さま(時事通信フォト)
「本番前のリハーサルで斧を手にして“重いですね”」愛子さまご公務の入念な下準備と器用な手さばき
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(写真は2023年12月)と事故現場
《広末涼子が逮捕》「グシャグシャの黒いジープが…」トラック追突事故の目撃者が証言した「緊迫の事故現場」、事故直後の不審な動き“立ったり座ったりはみ出しそうになったり”
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン