5月1日、宇津井健さん(享年82)のお別れの会が都内のホテルで行われた。この日、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で宇津井さんの娘役を演じた泉ピン子(66才)は仕事の都合のため、欠席。代わりに、手紙で以下のようなメッセージを送った。
《いつも“再婚しないで。じじいのところに来る女は金目当て”と言ってたけど、やっぱり寂しかったのかな。でも、再婚相手の方はお父さんに十分に尽くし、私が危惧した財産目当ての人ではなかったと聞きました》
このメッセージについて会に出席したテレビ局関係者はこう話す。
「ピン子さんの手紙が読み上げられると、参列者はみんな騒然となりました。表向きは仕事が欠席の理由ですけど、本当は宇津井さんが亡くなる当日に再婚した新しい奥さんのことが気に入らないようなんです。だから、出席しなかったんだと思います。しかも、あんな辛辣な内容の手紙を送るなんて…。きっとピン子さんは、ある噂を知っていたからこそ、再婚相手に釘を刺すつもりだったんでしょうね」
この関係者が言う“ある噂”とは──。
3月14日、慢性呼吸不全のため、この世を去った宇津井さん。亡くなる当日、彼は名古屋の高級クラブ『なつめ』のママ・文恵さん(80才)と入籍。わずか5時間足らずの夫婦生活だった。文恵さんは、一部で“財産目当て”と伝えられたことに関しては、
《どちらかが亡くなれば遺産相続問題が生じるという認識は、2人の間にあった。そこは2人できちんと話して“おたがいの遺産相続権は放棄する”と取り決め、息子さん夫婦にもきちんと伝えていました》(『週刊新潮』4月3日号)
と否定していた。だが、ここにきて文恵さんは、長男にこんな主張をしているという。
「文恵さんは“遺産を放棄した”と公言していますが、実際には長男が家族と暮らしている東京都内の自宅を相続する権利が私にもあると、長男に詰め寄っているようなんです」(宇津井家の知人)
ピン子はこの噂を聞き、辛辣なメッセージを送ったのかもしれない。
※女性セブン2014年5月22日号