今年3月、17年半の放送に終止符を打った『はなまるマーケット』(TBS系)。司会の岡江久美子(57才)、薬丸裕英(48才)と並び、番組スタート時からリポーター“はなまるアナ”としてかかわり続けたのが、フリーアナウンサーの庄司麻由里さん(52才)だ。
『はなまる』で、街頭インタビューでの聞きにくいコメントを聞き出すのも得意になっていった庄司さんが説く、ものの言い方の極意とは?
「いきなり、更年期障害の症状を教えてください、って言うんですから、大変なんですよ(笑い)」(庄司さん・以下「」内同)
相手に“こんなこと言ったら恥ずかしい”と思わせないようにするのが大切だ。
「急に汗が出ることがあると言ってくれたら“わかります、わかります”自分もそうだったら“私も一緒です”とそれを話す。そうすると自分だけじゃないんだと、相手もぐっと話しやすくなる。びっくりするようなことを言われても、眉間にしわを寄せて暗く否定的に“え?”と言うのはNGです。“あら! そうなんですか?”と明るく肯定的に驚きましょう」
リアクションは大きく。一般に自分の思っている3~4割増しを心がけてもいい。
「話をしている時、誰もが相手に通じているかな?と不安になります。なので、インタビューの時は、相手が子供であろうと大学の教授であろうと、必ず“大きく”うなずくようにしています。うなずきは相手への“聞いています、理解していますよ”というサインなので、しっかり、大きくうなずくんです」
※女性セブン2014年5月22日号