音楽デュオ・CHAGE&ASKAメンバーのASKA容疑者(56才)とともに覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された栩内(とちない)香澄美容疑者(37才)とはどんな女性だったのか?
高校卒業後上京した栩内容疑者は、事務職を転々とし、六本木のクラブ勤めなど、夜の仕事をしていたこともあったという。ただ、同じマンション住人によれば、「見かけたことはあるが、何をしている人かは知らない」と口をそろえるように、近所づきあいはないようで、突然の逮捕劇に、みな一様に仰天していた。全国紙記者がこう語る。
「彼女はここ数年、ある人材派遣会社に在籍していて、系列の医療系会社の事務職などで働いていました。この関係で、彼女の身の回りには医療関係者がたくさんいて、ASKA容疑者が持っていた“簡易キット”も、栩内容疑者のルートで彼に渡ったものと見られています」
確かに彼女の立場なら、そういった入手困難な専門医療品を手に入れることは容易だったのかもしれない。しかし、単なる一企業の事務職の彼女が、なぜASKA容疑者のような超有名芸能人と知り合いになれたのか。
「栩内容疑者の勤める会社の社長は、芸能界にも顔が広いことで有名です。社内でも目を引く美人だった彼女は、この社長の寵愛を受けていまして、彼が栩内容疑者に芸能人を次々と紹介したみたいなんです」(前出・全国紙記者)
実際、彼女が住むマンション付近の飲食店店員は、栩内容疑者の華麗な業界人脈について、こう証言している。
「有名ギタリストのXさんや、ドラマーのYさんなんかと一緒に夜遅くに来店して、深夜3時頃までよく飲んでいましたよ。彼女は飲むと明るくなって、Xさんからある“歌姫”のTシャツをもらって大喜びしていたこともありました」
栩内容疑者にASKA容疑者を引き合わせたのも、彼らだと伝えられているが、それは1年ほど前のことだという。
それから2人は急接近し、以後、栩内容疑者のマンション周辺で、ASKA容疑者の姿が目撃されるようになった。
「昨年の秋ごろからでしょうか、ASKAさんが来るようになりましたね。てっきり、近所に引っ越してきたのかと思ってたけど、今回の逮捕報道を見て、彼女の家に来ていたんだと納得しました」(栩内容疑者のマンション近くのコンビニ店員)
そして、栩内容疑者に“異変”が起き始めたのも、この頃からだった。
「彼女の部屋からは、深夜2時くらいから、ドンドンガンガン、人が暴れているような音がしょっちゅう鳴り響くようになったんです。エレベーターで一緒になった時も服装はボロボロで、ボーッと視点も定まらない感じで…。今年1月にはマンションの入り口の自動ドアに、《栩内さん至急連絡を》という、誰が書いたかはわかりませんが、謎のメモが貼られていたこともありました」(同じマンションの住人)
こうしてASKA容疑者とともに、彼女も、また破滅への道を転がり落ちていった。
※女性セブン2014年6月5日号