勉強の偏差値も美の偏差値も最高峰の、現役東大生美女たちが結成した「東大美女図鑑」に、当代一のグラビア写真家・渡辺達生氏が迫るシリーズ。
ここで紹介するのは、文学部3年、思想文化学科・美学芸術学専攻課程の林詩遥子さん(はやし・しょうこ/20)。父親は京大卒で技術研究職につくという彼女の特技は暗記だ。
「円周率は35桁まで覚えていますし、世界の首都もほとんどいえると思います」(林さん)
高校1年の頃から長期の休みには1日10時間勉強していたという彼女は現在、「ロマン主義」についての発表原稿を作成中。
「日本ではニーチェの思想を介してロマン主義が受容されたのですが、ロマン主義に賛成だからといってニーチェの思想に賛成する必要はないという論文です」(林さん)
現代美術もこよなく愛する20歳だ。
撮影■渡辺達生
※週刊ポスト2014年6月6日号