高松宮家の次女・典子さま(25才)とご婚約した、出雲大社禰宜(ねぎ)・祭務部長を務める千家国麿(せんげ・くにまろ)さん(40才)。15才年上の国麿さんは、一体どんな人物なのだろうか。
これまで出雲大社の宮司を代々務めてきた『出雲国造』の家系の長男で、国麿さんも将来は宮司となるべく、現在は禰宜として、宮司の父・尊祐さんを補佐している。
「『出雲国造』は、出雲大社の主祭神である大国主命の子孫だといわれているんです。つまり国麿さんのご先祖は神様なんですよ。天皇家も天照大神が祖神と伝えられていますから、今回のご結婚は“神様同士”の結婚ということになりますね。また国麿さんは、小さい頃から出雲大社の跡取りであることを自覚していて、真面目に神道について学んでこられました」(出雲大社関係者)
1996年に國學院大学文学部神道学科を卒業してからは、東京、京都の神社で経験を積み、2005年に出雲大社に戻っている。そんな“神の子孫”である国麿さんにはこんなエピソードが。
「大社内を参拝者のかたたちを連れて案内しているときに、肩にスッと小鳥がとまったりするんですよ。それくらい穏やかなかたなんです。このときは“さすが神の子孫”だと思いましたね」(別の出雲大社関係者)
また近年は、昨年行われた60年に一度の「平成大遷宮」に尽力してきたという国麿さん。
「大遷宮のときにも、久子さまと典子さまは一緒に参拝されて、国麿さんの家族と親しく話し込まれていましたよ。もしかしたらそのとき、ご結婚の話をされていたのかもしれませんね」(前出・出雲大社関係者)
大国主命は“縁結びの神様”としても有名なだけに、出雲大社には、この“縁”にあやかるカップルが殺到しそうだ。
※女性セブン2014年6月12日号