東京大学の5月の学園祭に合わせて選りすぐりの才媛たちで結成された美女ユニットが「東大美女図鑑」。美の偏差値も最高峰の彼女たちに当代一のグラビア写真家・渡辺達生氏がググっと迫るシリーズ。
ここで紹介するのは、教養学部2年、前期課程文科三類の堀菜保子さん(19)。父親が医師で長兄も東大合格、次兄が国立の医学生という彼女が感じる日本の問題点は地方と中央の教育格差だ。
「四国に16年いた後、千葉の渋谷教育学園幕張高校に移り、教育の水準がまったく違うなと感じました。実際、東大生も都市部出身の人が多いです」(堀さん)
そう話す彼女の憧れの職業は、高校の先輩である日本テレビの水卜麻美アナのような女子アナウンサー。最近読んだ本は母親に勧められた姜尚中の『心』だという。
撮影■渡辺達生
※週刊ポスト2014年6月6日号