毒舌キャラで1990年代のテレビ界を引っ張ったヒロミ(49才)が、再びバラエティー番組を席巻し始め、現在、人気バラエティー番組に引っ張りだこ。これに有吉弘行(39才)が危機感を感じているという。
人気絶頂の有吉が、ヒロミをここまで怖れる理由。それは、ふたりには、多くの共通点があるからだ。
「お互い歯に衣着せぬ毒舌キャラだし、一度芸能界を離れて、再ブレークしたのも一緒。しかも、そうやって芸能界を離れていた分、世の中や物事を俯瞰して見ることができて、高い洞察力で共演者たちをバッサリ切れるところも共通しています。要するに、キャラがかぶってるんです」(テレビ局関係者)
またヒロミには、有吉にはない“武器”があり、これが有吉にとって大変な脅威になっているという。
「大物芸能人との人脈です。とんねるずの木梨憲武さん(52才)や藤井フミヤさん(51才)、佐藤浩市さん(52才)とはプライベートでも遊ぶ親友ですし、タモリさん(68才)やたけしさん(67才)からもかわいがられています。また、一時は不仲が伝えられた堺正章さん(67才)とも和解して、いまやその不仲説をも笑いに変えるほどです。
一方の有吉さんは、番組では大物芸人たちとからむことは多いですが、プライベートで親交があるのはダチョウ倶楽部を中心とした『竜兵会』や、ビビる大木さん(39才)など中堅芸人ばかり。“ヒロミさんに本気で営業活動されたら、とても敵わない”と自覚しているんです」(前出・テレビ局関係者)
毒舌キャラといえば坂上忍(47才)も大ブレーク中だが、有吉は、彼に対してはそれほど怖さは感じてないようで、あくまでその目はヒロミに向いている。
「有吉さんからすれば、坂上さんの本業はあくまで俳優であり、彼とは仕事のジャンルがかぶらないから平気なんです。
でも、ヒロミさんはれっきとした芸人です。テレビでの立ち位置が同じなわけで、ヒロミさんがこのままバラエティーに進出していけば、間違いなく“食い合い”が生じると思っているんです」(前出・テレビ局関係者)
※女性セブン2014年6月19日号