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バルサとレアルに「第2のメッシ」と評される日本人少年が在籍

 世界最強のサッカーチームのひとつ、バルセロナ(スペイン)。その下部組織に所属する久保建英君(13)は、6年後の東京五輪の主役になると目されている逸材。スペインでも「日本のメッシ」として、最大級の評価を受けている。スペイン在住のジャーナリストがいう。

「バルサがスペイン以外から選手を入団させるのは13歳以上と決まっていたのですが、久保君は特例で10歳での入団が決まった。その実力は折り紙付きで、大会のたびに得点王の座に輝いている。年齢もあって、フィジカルが他の選手より強いわけではない。

 それを補ってあまりあるのは、その状況判断。とにかく視野が広く、ピッチの隅まで把握してパスやシュートを放つ。まるで頭の横や後ろにも目がついているのではないかという印象だ」

 バルサの永遠のライバルチームである名門レアル・マドリードの下部組織にも、日本人がいる。現在10歳の中井卓大君だ。圧倒的なドリブル力から、彼も「第2のメッシ」と讃えられる。

「ボールが足に吸い付くような柔らかいボールタッチは間違いなく一級品。将来、中井君と久保君がクラシコ(バルセロナとRマドリードの伝統の一戦)で対決する日も近いのではないか」(サッカージャーナリスト)

※週刊ポスト2014年6月20日号

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