大ヒット中の映画『アナと雪の女王』。同作のテーマソング『Let It Go』も大人から子どもまで人気を博しており、映画館で皆で歌うイベントも大盛況だ。
そんな中、「ブームに乗っかりたくない」と話す女性・リエさん(22歳)ですら、このテーマソングにはすっかり魅了されてしまっているようだ。
「周りがアナ雪ブームに便乗してカラオケで歌ったり、映画館でみんなで歌うイベントに参加したりすると聞いて『ちょっと気持ち悪いな』、と思っていたんです。だから映画も観に行ってませんし『私そういうのに乗っからないから』というスタンスだったんですよ(笑い)。
でもどうしても歌が頭から離れなくて、YouTubeで検索して覚えて、ヒトカラ(1人カラオケ)で熱唱してしまいました。みんなでカラオケに行って歌うのは嫌だけど、1人でこっそり歌うというのは結構快感で、すでに3回くらい行っています」(リエさん)
女性だけでなく、男性の中にもに魅了されてしまった人は少なくない。IT系企業に務める男性・サトルさん(27歳)は、同居する男性と2人でカラオケに行き、主題歌を熱唱したという。
「同居人と2人でカラオケにいって、2人で『あれ歌おうぜ』と照れながらも選曲。でも曲が始まった瞬間、すぐに松たか子になりきって熱唱していましたね。
映画は観てないですけど、よく流れているから覚えちゃいます。男2人で『ありの~ままの~』とか歌ってるって、ちょっと不気味でしたけど楽しかったですよ(笑い)」(サトルさん)
アナ雪人気は、映画を観ていない層まで浸透しているようだ。