“ブサイク”キャラを売りにしている「Kis-My-Ft2」や、関西ジャニーズJr.からデビューしたばかりの「ジャニーズWEST」など、ジャニーズ事務所のグループが次々とブレイクしているが、ファンもこれに負けてはいない。
コンサートでメンバーからの「ファンサ(※ファンサービス)」をゲットすべく、いかに“目立つか”に命がけのファンも多いという。そんなジャニーズファンの中でも、「ファッションやアピールの仕方には流行がある」と話すのは広告代理店に勤務するマリエさん(25歳)だ。
「私が応援しているHey!Say!JUMPのファンの中では、「双子ちゃんファッション」をする子が多いですね。双子ちゃんファッションというのは、2人組でお揃いの可愛い格好をしてコン(※コンサート)に参加すること。可愛いとメンバーが自分を見てくれるという意識と、ただ単に可愛い格好をするのが楽しいという自己満足パターンと、両方あると思います。
少し前はキャバ嬢みたいな盛り髪とか、メンバーカラーの巨大なリボンを頭につけるのが流行っていました。特に最近は、“花冠”を付けるのが流行っているんです。フェアリーっぽくて可愛いですよ」(マリエさん)
“花冠”とはその名のとおり、小花を編み込んだ頭部を囲む冠のこと。これが若いファンの間で流行っているという。“フェアリーっぽい”とは、パステルファッションなどで身を包む「妖精っぽい」ファッションのことだ。
また女子大生・アキコさん(22歳)は、ジャニーズファンの定番応援アイテムである、うちわに工夫しているファンもいるという。
「ジャニーズのコンサートは、持ち込んでいいうちわのサイズが規格として決まっています。そのサイズで手作りのうちわを作るのですが、先日見たのはうちわのサイズにスケブ(※スケッチブック)を切り抜いて、そこにテレビ局のカンペのようなものを書き込んでいる子です。
メンバーが近づいたら、そのカンペを1枚ずつめくって、まるでストーリーのように読ませるという(笑い)。斬新すぎて、一瞬メンバーがビックリしていました」(アキコさん)
ジャニーズファンの応援も、時代と流行に合わせて進化し続けているようだ。