○(米)5月鉱工業生産- 16日(月)午後10時15分発表
・予想は前月比+0.5%
参考となる4月実績は市場予想に反して前月比-0.6%。製造業や公益事業が低下したことが影響した。5月については、製造業の持ち直しが予想されることや公益事業の生産指数がプラスとなる可能性があることから、市場予想は妥当か。
○(米)5月消費者物価指数- 17日(火)午後9時30分発表
・予想は、全体の指数は前年比+1.9%、コア指数は同比+1.8%
有力な参考データである4月実績は、総合指数が前年比+2.0%、コア指数は前年比+1.8%だった。食肉価格の上昇が総合指数の上昇に寄与した。5月については、複数の項目で価格上昇が続くと予想されており、総合指数とコア指数の市場予想は妥当か。
○(米)5月住宅着工件数・住宅建設許可件数 17日(火)午後9時30分発表
・予想は、住宅着工件数が103.3万戸、住宅建設許可件数は107万戸
参考となる4月実績は、住宅着工件数が107.2万戸、建設許可件数は105.9万戸だった。5月の住宅着工件数については、4月に集合住宅の着工件数が大幅に増加していることから反動減が予想されている。建設許可件数は横ばいとなる見込みで市場予想は妥当か。
○(米)5月景気先行指数- 19日(木)午後11時発表
・予想は、+0.6%
参考となる4月実績は+0.4%。市場予想とほぼ一致した。住宅市場と金融情勢の改善が上昇の要因。米経済の拡大が続いていることから、5月もプラスとなる見込み。
主な発表予定は、16日(月):(米)6月NY連銀製造業景気指数、18日(水):(日)5月貿易収支、(米)1-3月期経常収支、(米)FOMC会合の結果判明
【予想レンジ】
ドル・円/100円00銭-105円00銭