天気予報を見る機会の多い梅雨時。その一服の清涼材となるのが、美人気象予報士。ここで紹介するのは、『朝いちニュース』(CS 日テレNEWS24)の尾崎里奈さん(31)。
「こういう撮影初めてなので生放送より緊張して汗をかきました(笑い)」
天気図が恋人です、と話す彼女の1日は、23時に起床、2時に局に向かうという普通の人とは真逆の生活。オンエアの7時と9時に向け、天気図を解析しながら4時間ほどかけてその日一番大事な天気のポイントを見抜く。
彼女に好きな天気を聞くと、なぜか、「ゲリラ豪雨」と「関東の雪」の回答。
「難しい現象といわれるけれど、ちゃんと当てられるんです。“局地的に”と曖昧ないい方や、気象庁の予報をそのまま伝えるのではなく、ちゃんと自分の言葉で伝えたい。災害につながる危ない気象現象はなおさらです。だから、解析や予想にも時間をかけるようにしています」
仕事に貪欲な彼女。これから挑戦してみたいことは、「スタジオの外からの中継」だ。
「台風中継などは危険を伴いますが、屋外の危なさを肌で感じて伝えることで、防災の役に立ちたいと思っています」
◆尾崎里奈(おざき・りな)1982年7月31日生まれ、愛媛県出身。身長155cm。2005年に成城大学経済学部を卒業後、フリーキャスターとして活躍しながら気象予報士の資格を取得。月~金曜7時から放送の現番組に出演のほか、『まーけっとNavi&ニュース』(CS 日テレNEWS24、月~金曜9時~)などに出演中。
撮影■橋本雅司
※週刊ポスト2014年6月27日号